スマホ撮影術 紅葉

蒸し熱い猛暑から一気に秋の気配に包まれ、今年は紅葉の見頃も早いかもしれませんね。
そこで今回は、美しい紅葉をスマホでキレイに撮影する5つのポイントをご紹介します。

以前に紹介したスマホ撮影術も参考に、紅葉の撮影ポイントを抑えておけば、美しい紅葉の撮影は簡単です。

お天気の良い日に撮影する時のコツ

 

紅葉を撮影するのにベストなのは、曇り空の日と言われています。
あまり光が強いと紅葉が白っぽくなり、雨だと暗くなりすぎるので、曇り空がベストだそうです。
といっても、お出かけするにはお天気がいいに越したことはありませんよね。
お天気の良い日、遠く離れた山の紅葉を撮影するときは、明るすぎる空ではなく、山の紅葉にピントを合わせてください。

また、「曇りモード」の機能があれば一度、設定して撮影をしてみましょう。色鮮やかな紅葉の色が再現されやすくなります。

逆光を利用して紅葉の透明感を出す方法

天気が良い時でも、曇りの時でも、紅葉が透けてみえる逆光で撮影してみましょう。

紅葉にピントを合わせ、できる限り近くに寄って写すことで、葉脈が透けてみえたり、葉っぱのひとつひとつの表情が見えてきます。

紅葉との距離をいろいろ試して撮影してみましょう。美しい一枚が撮れるはずです。

紅葉の背景も取り入れて構図を考える

スマホ撮影術 紅葉

ついつい、紅葉にばかり気を取られがちですが、周りの背景も上手く取り入れて撮影すると、さらに紅葉が引き立ちます。

・川や滝を一緒に撮影すると、川面のキラキラが紅葉に映えて美しい構図になります。さらに、手ブレに気をつけながら、シャッタースピードを遅くしてみましょう。川や滝の水が白く煙のように写り、幻想的な風景が撮影できますよ。

・ヒヨドリなどの野鳥が枝に止まっていれば、野鳥にピントを合わせてシャッターを押します。周りの紅葉は多少ぼやけるかもしれませんが、水彩画のような雰囲気でアジのある写真になるはず。

・寺社仏閣などの建物を背景にしても趣のある写真になります。

・そのときの空気感も一緒に写します。これだ!と思った紅葉にピントを合わせたら、例えば、地面に隙間なく落ちている紅葉、苔の上に落ちた紅葉、水に浮かぶ紅葉などを背景にして写せばOKです。

ライトアップされた紅葉には「夜景モード」「HDR機能」を使う

スマホ撮影術 紅葉

ライトアップされた紅葉やオレンジ色の紅葉のときは、手ブレに気をつけて、固定するなどして、ストロボはオフ。「夜景モード」か「HDR機能」を使うとよいでしょう。

紅葉情報や時間帯の確認を!

緑、黄色、赤、もみじ、カエデ、銀杏など色や種類も様々な紅葉。紅葉情報はネット予報などもあるので、撮影前にチェックしておきましょう。

お天気でも写り方は変わりますが、朝、昼、夜の時帯でも写り方は変化します。
「朝もやのなか、紅く染まったモミジに朝日に照らし出される」「黄色く染まった銀杏並木のあいだから溢れる夕陽」など、シチュエーションにこだわりたいなら時間帯も気をつけてくださいね。

スマホはデジタルなので、いっぱい写してベストな1枚を撮りましょう!