日常生活で光熱費は必要不可欠なもの。
そこを節約できれば、こんな嬉しいことはありません。
あるアンケートによると、光熱費をやりくりして月3万円の節約を成功させた主婦が全体の約20%もいたそう。
そんな節約の達人たちの知識を検証して、まずは年間3万円を目標に、光熱費を節約する方法を考えてみました。
年間3万円でも3年で10万円近い節約ができるわけですから、やってみる価値アリです!

節水シャワーヘッドに交換するだけで年間3万円の節約!

節約主婦層の間で、「節水シャワーヘッド」は必需品。水道代だけでなく、ガス代(あるいは電気代)の節約にはいまや欠かせないアイテムです。
節水シャワーヘッドとは、シャワーが出てくる穴を小さくして水量を調節したり、止水ボタンが付いたシャワーヘッドのこと。各商品で差はあるが、30~60%の節水効果有り
たとえば「年間3万円の光熱費を削減」を全面にアピールしている株式会社タカギの節水シャワーヘッドの説明によると、シャワーが出る穴を調整することで水量を減らし、手元のボタンでシャワーと止水の切り替えが簡単にでき、こまめにお湯を止めることで節水50%の効果になるとのこと。

小さい子供がいる家庭では、手元切り替えができるのは、とても便利だし、東京都内の一般家庭の例で普通のシャワーヘッドを1年間使用した場合、水道代36,977円+ガス代59,889円=96,866円。
節水シャワーヘッドを使用した場合、水道代25,338円+ガス代41,038円=66,377円に。年間で約30,000円の節約になる計算です。

とくに株式会社タカギの商品は1,000円代というお手軽価格も魅力。
また、楽天ショップでシャワーヘッド部門ランキング1位の株式会社アラミックの節水シャワーヘッドは60%の節水を謳っていて、商品の金額は少々お高くなりますが、節約できる光熱費を考えると、すぐに元は取れるスグレモノです。

参考 株式会社タカギ

参考 株式会社アラミック

節水シャワーヘッドの交換だけで年間3万円はアリ!ですね!さっそく、ご自宅のシャワーヘッドのご確認を!

温水トイレのフタを閉めるだけで節電&エコ!

ショッピングモールなど外出先のトイレを使うと、「“エコ”にご協力下さい。温水便座のフタを閉めましょう!」という張り紙を目にすることが多くなりました。
事実、電力会社でもフタ閉めを省エネ対策として推奨しています。

では、なぜ、温水便座は、使わない時にフタを閉めるだけで省エネになるのでしょうか?
関西電力のホームページには、旧製品と最新商品についての実験結果が掲載されていますが、それによると、全ての商品に省エネ効果があり、特に最新の商品は省エネ性能も高く、その効果は-91%にもなることがわかります。

参考 関西電力

また、東京電力によると、便座のフタを閉めていたほうが熱を逃がさず、1日あたり約15%(0.11kWh)の省エネになるとのこと。
この例では、フタを開けていると31.5Wだった消費電力が、フタを閉めておくと26.9Wになったとの結果が報告されています。

東京電力の2014年12月時点での調査に基づき、トイレの便座の月額電気料金を計算してみると、フタを閉めていた場合はおよそ月額で約86円。14.6%の節約効果が見込め、年間に換算すると、1,000円を超える節電効果という計算になりました。

参考 東京電力

これをエコの観点から考えてみましょう。
フタを閉めると年間約21kgのCO2が削減されるといわれています。
電気を作る時、二酸化炭素を多量に出す燃料を使うため、地球温暖化につながるので、省エネはイコールCO2削減ということになるのです。
21kg/年の抑制ができるということは、62.13kwhの節電ができるということ。
この結果から計算しても約1,300円もの節約になるのです。
ちょっとしたことですが、自宅でも外出先でもできるエコなので、ぜひとも実践したいですね!