新元号「令和(れいわ)」が発表され、5月1日に「令和天皇」が即位され新しい時代が始まります。
来年2020年には東京オリンピック、2025年には大阪万博と大きなイベントも続きますが、新元号がスタートするこれから、私たちの生活にすぐにでも影響する「お金にまつわる未来予報」をまとめました。
忘れていたお金が戻ってくるかもしれない嬉しい法改正もすでに始まっています。
知って得する情報満載です!
始まってますよ「休眠預金等活用法」!
忘れている預金はありませんか?
2019年1月1日から「休眠預金等活用法」が施行され、10年以上使っていない放置状態の預金は「休眠口座」として、公共のために国が使えるようになりました。
もちろん。口座が休眠預金になっていても、金融機関に通帳、キャッシュカード、本人確認などの書類などで引き出しはできるので安心してください。
ただ、口座の残高が1万円以上の場合は、金融機関から書面での通知がありますが、1万円未満の場合は発送されません。
休眠預金に心当たりのある人は、該当する金融機関に問い合わせて、お金を戻してもらいましょう!
参考 金融庁サイト「長い間、お取引のない預金はありませんか?」
海外旅行の予算に追加!「出国税(国際観光旅客税)」!
10連休となる今年のゴールデンウィークで海外旅行を予定している方も多いと思いますが、2019年1月7日から「国際観光旅客税」、いわゆる出国する際に徴収される「出国税」ひとり当たり出国1回につき1,000円がスタートしています。
出国税にあたる税はフランス、イギリス、アメリカなどでは以前から施行されているのですが、航空券購入時などに上乗せ徴収されているので、気がつかない人も多いかも。
今年からはちょっと負担増になるので心づもりを。
「働き方改革関連法」新しい生活のリズムを!
この春スタートするいくつかのテレビドラマのテーマにもなっている「働き方改革」が4月1日、いよいよ始動。
時間外労働の上限規制が順次導入され、サラリーマン家庭、共働き家庭に影響があると考えられます。
残業が減ることで手取りが減ることもあるかもしれませんが、残業が減ることで家族一緒に過ごせる時間が増えることも。
「生活費や家計簿の見直し・家族との時間をより楽しくすごす」など生活のリズムを見直すよい機会です。
働き方改革で家族の時間改革もできるかもしれません!
10連休の謎は「皇室典範特例法」にあり!
「皇室典範特例法」と「改正国民の祝日に関する法律」が4月30日に施行され、天皇誕生日が12月23日から2月23日に変更されます。
また、今年に限り、5月1日が祝日となるため、「祝日法」で「前日と翌日が祝日である日は休日とする」ことから、4月30日と5月2日が休日になります。
これにより、今年のゴールデンウィークは10連休になるというわけです。
さらに、今年の10月22日は即位礼正殿の儀が行われ祝日になります。
祝日が増えるのが嬉しいですが、家計の見直しお忘れなく!
大注目!一番気になる消費税10%と軽減税!
ついに10月1日より消費税が10%になる改正消費税法が施行されます。
これまで8%だった消費税全てが10%になるというわけではなく、一部の食品などの税率は8%のままという「軽減税率」も適用されます。
ややこしいのですが、外食やケータリングは軽減税率の対象外。
例えば、レストランで食事をした料金には10%の消費税がかかりますが、同じお店でテイクアウトした場合は軽減税率8%になります。
また、4月からは、乳製品をはじめとする800食品もが順次値上がりします。
でも、「まとめ買い」をするのはちょっと待って!
本当に必要なものかどうか、ストックできるもの、できないものなどをメモに書き、買いすぎに注意することで家計への負担を減らしましょう。
来年2020年には改革が順次施行されます。
小学校で必須科目となる「英語」や「プログラミング教育」がその一環です。
お子さんがいる家庭では教育費が気になるところですよね。
また、2020年にはパソコンのWindows7のサポートの終了も予定されているので、新しいパソコンが必要になるかも。
今から心づもりと計画をたて、賢く対処しましょう。
働き方改革、食品の値上げ、消費税、祝日が増えることでの出費など、家計を預かる身にとってはいろいろありますが、平成までに何かをしておきたい!
新元号のタイミングで新しいことをスタートしたい!という人も多く、たくさんの企業も改元に合わせたキャンペーンを企画しているとのこと。
今回の新天皇誕生にともなう元号変更は、前回と違いお祝いムードいっぱいで景気がよくなる予報が出ています。
「令和(れいわ)」も楽しく節約!お得な暮らしを目指しましょう!