今年もあと10日。お正月には、着物を着て、初詣や新年の挨拶に出かけるという人もいるのでは?
そこで今回は着物姿を美しく撮影する方法をリサーチ。
ちょっとしたコツを押さえておけば、お子さんの七五三撮影やお宮詣りの記念撮影などにも役立ちますよ。
撮影前の着崩れチェック!美しい着物姿を残す重要ポイント
とても大切なことが「撮影前の着崩れチェック」です。
撮影中の着崩れはもちろんですが、撮影前に次のチェック項目を必ず確認しましょう。
☑帯揚げが出すぎてないか?
☑帯とおはしょりがきちんとしているか?
☑おはしょりに皺ができていないか?
☑帯締めが緩んで下に垂れてないか?
☑帯揚げが崩れてないか?
☑帯が下がってないか?
☑お太鼓に乱れがないか?
☑襟が左右均等になっているか?
☑襟が顔の中心に来ているか?
☑襟あわせが広すぎたり狭すぎたりしてないか?
☑背中心のラインが中央になってあるか?
撮影中はヘアセットや髪飾りにも気をつけて、着物の袖や裾から長じゅばんがはみ出していないか、こまめに着崩れチェックしてくださいね。
押さえておきたい3つの撮影ポーズ
着物姿での定番の撮影ポーズは三つあります。
一つ目は、体の左側をレンズに向けた、左斜めからのポーズ。
着物の着方には「襟の合わせが左前」という決まりがあり、左斜めから見た着物の柄のほうが大きいとされています。
少し斜めになるので、痩せて見える効果もあります。
不自然になりがりな手は指先を揃えたり、小物のバッグを持ったりすると落ち着きます。
あとは、背筋を伸ばし、お腹を少し引っ込めてつま先は揃えましょう。
二つ目は、椅子などに浅目に座ったポーズ。
着物の柄も美しく見えるお得なポーズです。
高めの椅子に浅く座って、足下を長く見えるようにしてみましょう。
三つ目は後ろ姿がメインの「見返り美人」のポーズです。
帯がキレイに見えるようにレンズから後ろに向けて、そのまま体をグッと回します。
目線を少し下に向け、伏目がちにすると、艶っぽさが出ますよ。
足が開いているとカッコ悪くなってしまうので、どのポーズの場合も、膝頭と足先はきちっと揃えておきましょう。
着物美人度アップの裏技あれこれ
襟元が寒い時、ふわふわの白いショールをまといますよね。
あのショールがあると、レフ板効果で顔が明るく映って、着物美人度がアップする効果もあるんですよ。
友達同士やグループで撮影するときは、着物が柄がかぶらないように並び方を工夫しましょう。そうすることで、それぞれの着物の柄が映えます。
子供を撮影するときのポイントは、子供と同じ目線で撮ること。
上からだと、顔が大きく写ったりするので注意してください。
また、連写機能があれば、積極的に使って、コロコロ変わる子供の表情を撮り逃しなく。
子供は撮影に飽きてきちゃうので、ささっと手早く、が基本です。
撮影が難しい場合は、動画で撮っておき、良いシーンを静止画で書き出すという奥の手も!
年に一度の晴れ姿、撮影するときには、ぜひ、ご紹介したコツを意識してみてくださいね。
来年も節約PADでは、おトクで楽しい記事をアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。