当ブログでは、安心してネット生活を楽しむための情報を常にリサーチしています。
今回ご紹介するのは、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が3月18日まで啓発運動を実施している「2018 年 サイバーセキュリティ月間」について。
「知ることで守ることができる」情報をピックアップします!
キャッチフレーズ「#サイバーセキュリティは全員参加!」
全国各地でイベント開催やポスター掲示等の取り組みが行われている「2018 年 サイバーセキュリティ月間」。
「#サイバーセキュリティは全員参加!」をキャッチフレーズに、誰もが安心して情報通信技術(IT) の恩恵を享受できるよう、サイバーセキュリティに対する意識の向上を目的とした体験型イベントの開催などを実施しています。
なかでも、ネット初心者の方におすすめしたいのが電子書籍版の「情報セキュリティハンドブック」 です。
このハンドブックでは、身近な話題からサイバーセキュリティに関する基本的な知識を紹介しています。
ちょっとした不注意で辛い思いをしないためにも、一読しておくと良いでしょう。
■参考■「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック ver.3.00」
親子で楽しく学べるアニメもチェック!
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)では、ソーシャルエンジニアリングに近い概念を持つ「アナログハック」を一つのテーマとした作品『BEATLESS』の製作委員会とタイアップ。ポスター掲示や秋葉原UDXでのイベントなど、様々な普及啓発活動を実施しています。
また、NISCが作成した「安心してインターネットを使うために気を付けること」を紹介した2種類のアニメーションがあります。これなら親子で一緒に楽しく学べますね。
①SNS・スマートフォン対策アニメーション(ダイジェスト版)
※クリックするとすぐにダウンロードされます。
アニメーション(wmv形式) [約4.5MB]
アニメーション(mp4形式) [約5.8MB]
②サイバーセキュリティアニメーション(ダイジェスト版)
※クリックするとすぐにダウンロードされます。
アニメーション(wmv形式) [約4.8MB]
アニメーション(mp4形式) [約6.8MB]
これだけは知っておきたい情報セキュリティ3つのポイント
NISCがこれだけは知っておいて欲しいという情報セキュリティはとても重要なので、原文で抜粋します。
少し長くなりますが、ぜひ読んでおいてくださいね。
①常に最新のセキュリティ状態
ウイルスなど危険な攻撃は、パソコンのOSやアプリケーションの抜け穴となる脆弱な箇所を狙ってきます。
常に最新のセキュリティ状態にしておきましょう。
OSやアプリケーションはそれら抜け穴をふさぐためのセキュリティパッチを定期的に提供しているので、それらを常に最新にしておくようにしましょう。
セキュリティパッチは自動で最新データの有無を確認することができます。
できる限り自動で最新データの有無を確認する設定にしましょう。
ウイルス対策ソフトのパターンファイルを最新にしておくことも重要です。
こちらも自動で最新データを取得することができるので、できる限り自動で最新データを更新するよう設定しましょう。
② 個人情報など重要な情報の扱いは慎重に
インターネットは様々な人が利用しています。
インターネットへ出た情報はコピーされてあっという間に広がっていくため、後からその情報を取り戻すことは不可能です。
個人情報は、名前、メールアドレス、会社名など様々あり、1つだけでは本人を特定することはできないですが、いくつかを組み合わせることで特定することができるようになります。
最近流行のソーシャルネットワーキング(SNS)は、写真、メールアドレス、会社名、位置情報、日々の行動など、多くの個人情報を公開しています。個人情報を記入するときは以下について注意しましょう。
・インターネットへ公開する情報は必要最低限にする
・ソーシャルネットワーキング(SNS)などから公開するメールアドレスと、普段利用しているメールアドレスを使い分けることも考える
・プレゼントやアンケートに参加して個人情報を入力するのは、相手が信頼ある場合に限定する
③不審なウェブページやメールにアクセスしない
ウェブページへ接続しただけでウイルスに感染するケースが増加しています。
知らないメールアドレスからのメールに記載のあるウェブアドレス(URL)や、電子掲示板などのウェブページに記載のあるウェブアドレス(URL)へのアクセスは安易に行わないようにしましょう。
知らないメールアドレスからメールを受信した時は添付ファイルにも注意が必要です。
添付ファイルを実行することでウイルスに感染する危険があります。身に覚えのないメールは添付ファイルを実行せずに削除するようにしましょう。
一昔前は、メール件名が英語であったり、日本語の使い方が誤っているなどの特長により、怪しいメールを見分けていましたが、最近では、日本語の使い方が正しくなっているとともに、メール本文に知人や仕事上の関係者の名前を記載する手口によって受信者をだますことも増えています。
メール件名や、送信元のメールアドレス、メール本文のそれぞれを組み合わせてチェックを行いましょう。
この他、NISCの活動報告はtwitterの公式アカウントで、発信されています。
「#サイバーセキュリティは全員参加!」で関連情報も確認できますよ。
■活動報告
【NISC twitter公式アカウント : @cas_nisc 】
■注意・警戒情報 サイバーセキュリティ関連の注意・警戒情報
【NISC twitter公式アカウント : @nisc_forecast 】
月間期間が終了しても、常に情報セキュリティを意識して安心&安全なIT生活を送りましょう!