スマホ撮影テクニック②ではインスタグラムやツイッターのプロフィールにも使える人物撮影のヒントをご紹介します。
スマホなどデジカメのよいところは、たくさん撮影することができること。何度も取り直して、これだ!と思う1枚を使えば良いのです。
今はいろんな画像加工アプリもありますが、そういったアプリを使う前に、ちょっとした基本の撮影方法を知っておくと損はないですよ。

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知ってるとキレイに撮れちゃう人物撮影の基本

デジタルですから何枚も撮ればよいのですが、撮り始めたら、一度、顔が暗く写っていないかなどチェックしておきましょう。
逆光で顔が真っ暗、あるいは帽子や傘の影になって目元が暗く写っていることがあります。後からいくらでも画像加工ができるとはいえ、真っ暗に映ってしまっているのを補正するには限界があります。最初にチェックしておきましょう。

また、髪の毛で目が隠れていないか、変な影がついていないか、さらに、後ろに写したくないモノが入っていないか、窓ガラスなどにカメラマンの姿が写り込んでいないかもチェックしてください。

プロフィール写真の基本は、プロのカメラマンがよくいう「バストアップ写真」。文字どおり、胸のラインから上の写真のことです。
バストアップ写真の場合も、顔がメインの写真の場合も、正面、斜め右、斜め左の3パターンを基本にしましょう。ほっそり見える角度、気にしている部分を隠せる角度など、お気に入りの角度が見つかるはずです。
これは自撮りでも、ほかの人を撮影するときも同じです。同じように、全身を撮影するときも、正面、斜め右、斜め左の3パターンを基本に撮影するとよいですよ。

小顔に写る作戦はこれだ!

スマホで人物撮影

できれば小顔に写りたい!これ、女性の永遠のテーマかもしれませんね。タレントのはるな愛さんが顔の輪郭に黒いファンデーションを塗って小顔に見せているとテレビなどで紹介されていますが、それ正解!です。輪郭を隠してしまえばいいのです。

一番簡単なのは手で隠してしまう方法。ほっぺの横でピースマークは基本中の基本ですね。ピースマークを顔より少し前にすれば、ピースマークが大きく写り、顔が小さく写ります。両手を添えたり、角度もいろいろ試してみると良いでしょう。
同じ理由で小物を使った遠近法で顔を小さく写すには、手に持った小物を顔よりカメラに近づけることです。

胸元の開いたVネックシャツなどでデコルテ部分を広く見せることでも顔が小さく写ります。逆に冬場は大きめのマフラーなどで顔のラインを隠しましょう。

自撮りする時などは斜め上から。カメラを見上げるようにすると、遠近法で目が大きく、顎が小さく写ります。
印象的な写真にしたい場合は、目線を外して撮るのが効果的。下向き、横向きなど視線を外したポーズなども試してみましょう。

大勢で写るときは、スマホの広角レンズだと端っこは伸びて写ってしまうので、中央寄りで他の人より後ろの位置をキープすると遠近法でより顔が小さく映ります。
全身を写してもらう時、少し足元からだと足が長く顔が小さく写り、スタイル良く写ります。但し、このとき、顔が二重あごに写らないように注意してくださいね。

撮影時に笑顔を引き出すとっておきのコツ

最後に当スタッフが実践している、誰かを撮影する際に笑顔を引き出すとっておきのコツを伝授!
男の人を撮影している時は「私のことを彼女だと思ってね」と言います。女の人の場合は、「私を彼氏だと思ってね」と。別れた直後だったらゴメンなさい!ですが、自然な笑顔が撮影できます。
人物撮影の場合、コミュニケーションもキレイな写真を撮るためのコツのひとつです。ぜひ、楽しみながら撮影してみてくださいね。