夏のアウトドアでぜひ試してもらいたいのが、子供たちと一緒に遊びながら作れるアイスクリームです!
小学生のときに理科の授業で「氷と塩」で寒剤を作った実験を覚えていませんか?
その実験の仕組みを使うアイスクリームづくり、大人たちも童心にかえって、子供と一緒に楽しみましょう!
準備する道具は家にある茶筒や缶!
アイスクリームの素材を入れる器として、よく洗った茶筒を用意しましょう。ガムテームで蓋をするので、きっちり閉まるものならなんでもOKですが、缶の方が冷気が伝わりやすいので茶筒やコーヒー缶がおすすめです。茶筒なら100円ショップでも売っていますよね。大きさは、アイスクリームの材料を入れたときに半分ぐらいになるのがベストです。
【用意する道具】
・小さい器:よく洗った茶筒またはコーヒー缶
・大きい器:茶筒が入る大きめの密閉容器
(タッパー、おかきが入っていた缶、ベビーミルク缶など)
・汚れちゃってもいいバスタオル(プチプチでもOK)
・布製のガムテープなど止めれるテープ
・冷えた茶筒をつかむ軍手やタオル
・食べるためのスプーン
アイスクリームには卵黄が使われていることが多いのですが、今回は卵アレルギーのお子さんでも食べられるよう、卵黄は入れずにつくります。また、分量をはかる手間を省くため、買ってそのまま使いきりできるパック入り牛乳と生クリームのレシピにしました。
【用意する材料】※3~4人分の目安量
①普通の牛乳200mlパック。低脂肪はNGです。
②生クリーム200mlパック。動物性脂肪分が高い方が良いです。
③砂糖は好みで大さじ3~4
④砕いた氷1kgに対して塩300g。このバランスが一番温度が下がります。
※フレーバーを変えたい場合は、バニラエッセンスや抹茶、チョコチップ、コーヒー粉などを用意します。
材料を入れた茶筒を転がす!
茶筒に①②③の材料を入れて、ふたを閉め、中身がもれないようにガムテームでしっかり止め、よく混ぜるために、手で持って振ります。
大きめの密封容器の半分ぐらいに氷を入れ、塩をまんべんなく振りいれます。密封容器の真ん中によく混ぜた茶筒を置いて、ふたを閉めて密封。後で転がすので、ここでもふたをガムテームで止めておくと安心です。
さらに冷気を逃がさないように、バスタオルかプチプチを巻いて、ガムテープで頑丈に止めます。
ちょっとへんてこな形になりますが、これを10分から15分ぐらいボール遊びの要領で手で転がしたり、サッカーを楽しみます。
あまり長くやりすぎていると、せっかく固まったアイスクリームが溶けてしまうこともあるので、途中で茶筒を振ってみてください、水音がしなければ食べごろです。
茶筒の代わりにジッパー付きの保存用ビニール袋を試してもいいかも。
万が一、失敗しても、失敗は成功のもと!工夫を凝らして、いろいろな方法を試せば、夏休みの自由研究にもなりますよ。
暑い外では帽子などで直射日光を避け、水分を充分に摂り、日射病、熱射病に気をつけて。ゴミは持ち帰るようにしてくださいね。誰もが気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
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