夏野菜でパワーアップ

猛暑の夏、「今年は夏風邪が流行」というニュースをよく耳にします。疲れていて免疫力が落ちていると、高温多湿を好む夏のウイルスによる、のど痛、発熱、咳、鼻水や下痢などの夏風邪にかかりやすくなるのです。実は当ブログ担当も先日まで夏風邪をひいていました。

夏風邪といっても、プール熱(咽頭結膜炎)ヘルパンギーナなど、さまざまな種類がありますが、特に今年は子どもたちの間で手足口病が流行っているそうです。大人がかかると重症化する場合もあるため、家族でかかってしまわないよう注意が必要です。

そこで、今回は、普段の食生活のなかで夏風邪に負けない免疫力をつけるため、旬で価格も手頃な夏野菜の夏風邪防止効果をリサーチ!
夏野菜の栄養価と一緒に、おばあちゃんに教えてもらった美味しくいただくお料理をご紹介します!

「かぼちゃ」「トマト」「茄子」「きゅうり」を使った節約&夏風邪予防レシピ

トマトゼリー

免疫力アップには、ビタミンA、ビタミンC、カロテンを摂取するのが効果的。昔から夏風邪予防に良いとされる「かぼちゃ」「トマト」「茄子」「きゅうり」「ニンニク」「大葉」「新生姜」といった夏野菜には、これらの栄養素が豊富です。美味しい食べ方を参考に、積極的に食卓に取り入れましょう。

・懐かしい「かぼちゃの煮っころがし」
冬の野菜と思われがちですが、じつはかぼちゃは夏野菜。免疫力アップに欠かせないカロテンやビタミンCに加え、抗酸化作用のあるビタミンE、食物繊維、カリウムなどを豊富に含みます。皮にも栄養素があるので、皮ごと食べられる料理がおすすめ。なかでも昔ながらの「かぼちゃの煮っころがし」は、油と一緒に炒めることでカロテンの吸収力がアップするので、風邪予防に最適なのです!

・冷やしても美味しい「トマトのコンソメスープ」
真っ赤に熟したトマトの赤い色は、免疫力をアップする抗酸化作用抜群のリコピン(カロテンの一種)。加熱することで吸収率が高まります。そこでおすすめなのが、時短料理にもなる、「トマトのコンソメスープ」。トマトを丸ごとコンソメスープの素で煮込み、塩胡椒で味を整えればできあがりです。冷やしても美味しいですよ。
栄養が普通のトマトよりも詰まったミニトマトははちみつでシロップ漬けにしたり、ゼリーで固めると、涼しいおやつになります。

・油と相性抜群「茄子の揚げびたし」
奈良時代から食べられていたといわれる茄子の紫色は、ナスニンとよばれるポリフェノールで、抗酸化作用、消炎作用があります。風邪予防には、このナスニンを摂れるよう、皮ごと食べたいところ。そこで、「茄子の揚げびたし」はいがかでしょう。油で揚げると鮮やかな紫色に仕上がり、見た目も美味しそうですよ。揚がったら、麺つゆに浸け、冷やしていただきます。

・夏はビタミンCが冬の2倍「きゅうりのぬか漬け」
きゅうりは冬に食べるよりも、旬である夏に食べるほうが、ビタミンCが2倍以上摂れるそう。さらに、「きゅうりのぬか漬け」にすることで、ビタミンBも摂れ、抗酸化作用がアップします。ちなみに、きゅうり独特のあの青々とした香りにはポリフェノールが含まれているそうですよ。

「新生姜」「ニンニク」「大葉」を使った節約&夏風邪予防レシピ

新生姜

・さわやか辛味の「新生姜のタルタルソース」
風邪予防の定番「生姜」には血行を良くして代謝を高めるショウガオール、免疫力をアップするジンゲロールが含まれています。せっかくなので夏に収穫される柔らかくて爽やかな辛味の新生姜を試してみてください。油揚げなど好みの食材と新生姜を一緒に炊いた「新生姜ごはん」は、食欲が増してオススメです。また、「甘酢漬け」にしておけば、タルタルソースに刻んで入れた「新生姜のタルタルソース」や、軽く塩もみしたきゅうりと一緒に漬けた「新生姜ときゅうりの即席漬け」など、アレンジがききますよ。

・栄養のある匂いをギュッと詰め込んだ「にんにく入り餃子」
イオウ化合物のアリシン、ビタミンB1、カリウム、鉄、食物繊維を含む栄養満点ニンニクも夏野菜。ニンニクの匂いは抗酸化作用のあるアリシンという栄養素で、免疫力を高め、風邪予防に効果抜群です。そんな栄養たっぷりの匂いをぎゅっと閉じ込めた「にんにく入り餃子」は夏バテによる疲労回復にも最適。匂いが逃げないよう、餃子のネタに入れるニンニクは、最初に油で炒めて匂いを閉じ込めておくか、あるいは最後に手早く刻んで混ぜ入れると良いでしょう。

・刻んでごはんに混ぜるだけ「大葉の混ぜご飯」
緑黄色野菜の最高峰と言われているのが「大葉」。免疫力を高めて風邪を予防するビタミンC、カロテンはもちろん、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、ビタミンB1、B2、E、食物繊維を含んでいます。香りには殺菌、防腐作用のあるペリルアルデビドが含まれ、食中毒防止効果も。刻んで炊きたてご飯に混ぜれば香りも爽やかな「大葉の混ぜご飯」が簡単にできあがります!

その他に毎日摂りたいのが夏ウイルスの感染を腸から防ぐといわれる発酵食品です。「キムチ」「納豆」「ぬか漬け」「ヨーグルト」「チーズ」などの発酵食品も合わせて摂ることで腸からの予防も万全に!

基本的なことですが、外出先から帰ってきたら手洗い、ウガイをしましょう。目薬も効果的です。汗をかいたらすぐに着替え、水分の補給も忘れずに。
それでも、夏風邪かな?と思ったら、早めに受診し、よく寝て、体力の回復を。夏風邪は基本的に安静にし、充分な睡眠と水分補給、栄養を摂って治すしかないといわれています。
家族にうつさないようタオルの共用はやめ、マスクは常に清潔なものを使うなどして、感染予防対策もお忘れなく。

関連 余った食材でもう一品!そんなときのレシピはアプリにおまかせ