電子マネーカード

コンビニやスーパーで販売されているAmazonやiTunesなどの「電子マネーカード」は、購入した金額のカードを誰かにプレゼントすることができ、ネットやスマホの苦手な方がお孫さんへ簡単にプレゼントできることもあり、年々利用者が増えています。

が!それと正比例するように、電子マネーカードを使った特殊詐欺の手口が増えており、警視庁が「電子マネーで支払わせる特殊詐欺」の注意喚起しているのをご存知でしょうか?

今回は「プリペイドカード」や「ギフトカード」と呼ばれているコンビニなどで見かけるとっても便利な「電子マネーカード」を安全に使うための緊急リポートです。

プレゼントに使える便利な電子マネーカードの使い方

「i-tune」「Apple Music Card」「Google Play」「DREE」「mobage」「LINE」「Ameba」などの音楽・ゲーム・アプリ。
「Amazon」「楽天」「百貨店ギフトカード」などはショッピング。
ほかにもオンラインゲームなどで使える電子マネーカードの使い方は実に簡単です。
コンビニなどで金額が印刷されたシート状の電子マネーカードを選んでレジで購入します。

購入したカードの使い方はそれぞれ異なるのですが、カードの裏面や台紙に印刷されている「カード番号=ID」を自分のアカウントに入力することで、その金額を使うことができるのが一般的です。

「カード番号=ID」がわかれば誰でも使えるので、誰かにプレゼントすれば、その貰った人がその人のアカウントに番号を入力すれば、その人が使うことができるのです。
クレジットカードなどが使えないお孫さんへのプレゼントなどに便利ですよね。

ただし、購入した電子マネーカードは、返品・返金・交換ができないので、高額金額を購入する場合はよく考えてからにしましょう。

特殊詐欺にご用心!「プリペイドカードを買ってきては詐欺」

電子マネーカード詐欺に注意

誰もが使えて便利なだけに、最近、この電子マネーカードを使った特殊詐欺が増えているのです。
注意喚起している警視庁のホームページから抜粋しますので、よく読んで、安全に使うようにしてください。

参考 警視庁振り込め詐欺対策「電子マネー」

サイトの利用料や退会手続料などの名目で電子マネー(プリペイドカード)を購入させ、ID(カード番号)を教えるよう要求するなどの手口が増えています。

「サイトの料金未納」 「退会手数料の支払い」 などの名目で、コンビニエンスストアなどで電子マネー(プリペイドカード)を購入させ、そのID(カード番号)などを電話やメール、FAXなどで知らせるよう要求して、そのカードの額面分のお金(利用権)をだまし取るという手口です。
店頭で販売しているプリペイドカードのほか、コンビニエンスストアなどのマルチメディア端末を操作させて申込用紙を印刷させ、電子マネーを購入させるという手口もあります。

相手にID(カード番号)を教えることは、相手にカードの金額を渡すことと同じです。

通常、業者が直接に電子マネーのID(カード番号)などを要求してくることはありません。
「電子マネーを買って、ID(カード番号)を教えろ」という要求は詐欺を疑ってください。

電子マネーに関する消費者トラブルについての関係機関の取組状況は、下記のウェブサイトでご覧いただけます。

参考 「独立行政法人 国民生活センター」ウェブサイト

参考 「一般社団法人 日本資金決済業協会」ウェブサイト

プリペイドカード詐欺

コンビニなどに注意喚起のポスターも貼られ、高額な電子マネーカードの購入時には、レジで店員さんが確認もしているようですが、不審な電話などには十分に注意して、安全に電子マネーカードを使いましょう!