2017年ボジョレーヌーボー

フランス・パリ東南部のボジョレー地区はぶどう畑が広がるワインの生産地。この地区でその年に収穫されるぶどうから作られた赤ワインが「ボジョレーヌーボ」です。

ボジョレーヌーボの解禁日は11月第3木曜日の0時と決まっていて、2017年のボジョレーヌーボーは11月16日(木)。日本は時差の関係で、世界で一番早く味わうことができるんですよ。

今回は、ボジョレーヌーボに相性ピッタリのチーズフォンデュレシピをご紹介します。
手軽にできるので、皆でワイワイ楽しめるホームパーティーにもオススメ。
せっかくなので、紅葉が美しい屋外でのガーデンパーティーで、今年のワインの出来と秋を満喫しましょう!

カマンベールチーズ1個だけ!超簡単チーズフォンデュ

カマンベールチーズ1個でチーズフォンデュ

フランスのカマンベール地方で作られる白カビのやわらかいカマンベールチーズはチーズの女王とも呼ばれ、コクと旨みは赤ワインのボジョレーヌーボと相性ばっちり。

材料はカマンベールチーズまるごと1個(約100g)とチーズにつけて食べる具材だけ。
カマンベールチーズは縁を5mmぐらい残して、表面をはがし、電子レンジで温めます。
この時、お好みで牛乳、生クリーム、白ワインを小さじ1杯加えて温めてもOK。

フランスパン、ウインナー、色とりどりの下茹でした秋野菜など、好きな具材を一口大に切って、竹串などに刺し、溶けたカマンベールチーズにつけてボナペティート(めしあがれ)!

アルミホイルの器にのせたカマンベールチーズをホットプレートの上に置くだけでも、簡単にチーズフォンデュが楽しめます。
BBQの場合は、鉄板の上で温めれば、アウトドアでも超簡単。好きな秋の味覚を溶けたチーズにつけて食べれば格別な味わいです!

とろけるチーズで作るとろとろチーズフォンデュ

ガーデンパーティーでチーズフォンデュ

ピザ用やスライスタイプのとろけるチーズと牛乳(または豆乳)があれば、とろとろチーズフォンデュができあがります。

材料の目安は、とろけるチーズ400g、牛乳(または豆乳)300ml。
材料を合わせて電子レンジしてもいいし、お鍋で焦げないようにとろとろに混ぜて。
とろ味が少なければ、片栗粉やコーンスターチを加えてもOKです。

ボジョレーヌーボ・プチ知識

フランス政府がワインの品質を保つために、ボジョレーヌーボの解禁日は、当初11月15日に決めていましたが、安息日と重ならないように、1985年に「11月第3木曜日午前0時」に変更されました。
ボジョレーヌーボは生まれたての赤ワインで、柔らかな渋みと新鮮な酸味が特徴とされ、通常は冷やさない赤ワインですが、少し冷やしても美味しいそうですよ。

ボジョレーヌーボ

11月16日(木)の解禁日は、私もベランダにテーブルを出し、新鮮な空気の中で、紅葉を愛でながら、ボジョレーヌーボと相性ピッタリのチーズフォンデュをいただきたいと思います。
ちなみに、野菜の下茹ではめんどくさいので、冷蔵庫の残り野菜を炊飯器で一気に茹でちゃう予定です!