子どもたちのスニーカーにパパのビジネスシューズ、ママのヒールにフラットパンプス……玄関がシューズボックスに入りきらなかった靴であふれ、「新しい靴箱を買おうかしら?」と考えている方にぜひお試しいただきたいのが、100円グッズを使った靴収納です。

100円ショップの商品は常に進化していて、デザインも豊富で機能的なものが目白押し。今、そんな100円グッズを使って簡単DIYをする女子や主婦が増えています。

今回は、釘やトンカチがなくても、100円で自宅のプチリフォームができちゃう簡単DIYのアイデアから、靴を収納する方法をご紹介します!

置くだけカンタン、収納力が2倍に

100円グッズ靴収納

100円ショップはダイソー、キャンドゥ、セリアなどが代表的ですが、どのお店にも置いてある定番商品から、今回見つけたのは「靴収納2分の1」です。

上下に1組の靴を収納できるので、4組(8足)しかおけなかった場所に8組(16足)もの靴が収納できるというすぐれものです。かかと部分にストッパーがついているので、ずれ落ちることもなく、下になった靴は手前を少し持ち上げれば、取り出しも簡単。
靴がズラッとキレイに並ぶので、見つけやすいし、もしも、来客者に見られたときにも、これなら安心です。

一応、男女兼用、スリムタイプなどあり、色も数色あるので、購入前に自宅のシューズボックスの奥行などを測っておくと良いでしょう。

激安!突っ張り棒1本で靴箱大改造

もっと節約したい方には「突っ張り棒1本」を利用した収納力がアップする靴箱整理をお教えします。

靴箱の上部分に突っ張り棒を1本設置するだけで、こちらも収納数が増えます。
靴箱の段に1足を置いて、その上の突っ張り棒にもう1足を少しずらして引っ掛けます。
これはヒールのある靴に限られますが、下駄箱以外にも空いている空間に突っ張り棒を設置して、1組づつ掛けることもできますね。

また、突っ張り棒が2本あれば、前後に設置して簡易棚ができあがり、その上なら、かかとの無いスニーカーや紳士靴も置け、収納アップがはかれます。カラフルな柄の突っ張り棒も販売されていますが、自分でマスキングテープを巻いたオリジナル突っ張り棒を使っても素敵ですよ。

ワイヤーラティスと結束バンドでプチDIY

100円グッズでプチDIY

次は、ワイヤーラティス、結束バンドを使って、棚を作って収納する方法をご紹介します。突っ張り棒を使ったアイデアはDIYとはいえない初心者レベルでしたが、こちらはもう少しDIY気分が味わえるでしょう。

まず、2枚のワイヤーラティスを両端に立て、その間に棚部分になるワイヤーラティスを結束バンドで止めます。次に背もたれ部分にもラティスを止めれば、簡単な棚ができあがります。

これなら棚の高さの調節が自分でできるし、ワイヤーなので空気の通りもよいので、靴には最適です。見せる収納にしても良いし、組み立ててクローゼットに設置してもよいでしょう。靴でなくても、この棚ならちょっとした小物置きなど使い方も自由自在です。

また、壁にワイヤーラティスをかけて、ワイヤーラックを使って、お店のディスプレイみたいに飾るのも楽しいです。S字フックにスニーカーの紐でひっかけ収納もいいかも!

壁にかけたワイヤーラティスにカゴ型のワイラーラックを引っ掛ければ、靴やスリッパを縦に収納することもできます。

クローゼットなどの内側の壁に設置すると、外側からは見えないし、デットスペースの有効利用ができます。見える場所の場合、低い位置に設置すると子どもでもすぐに取り出せますよ。

他にも発泡ブロックを2個使って、その上に板やワイヤーラティスを置いただけでも簡単な棚ができあがります。植木鉢を乗せるキャスター付きの台の上に板やスノコを置いて、両面テープなどで止めれば、シューズボックスの下のデットスペースに出し入れできる簡単な引き出し棚として使えます。靴がおける高さがなければ、靴磨きや靴ベラなどの小物置きにしてもいいですね。

今回紹介したグッズは、100円ショップによって色やサイズに違いはあるものの、どれも定番で置いてある商品ばかり。手軽に揃えることができますね。
ただ、購入前に設置したい場所のサイズを測っておくことを忘れずに。そうすれば、ムダなく必要数を購入できます。

今回ご紹介したアイデア以外にも、ネット上には簡単DIYのアイデアがたくさん紹介されているので、ぜひスマホで「100円 靴収納」とキーワード検索してみてくださいね。

参考 ダイソー

参考 キャンドゥ

参考 セリア

参考 ワッツ