今シーズンはインフルエンザが大流行しています。
日本では1月末には過去最大の患者数を記録。
インフルエンザ「A型」「B型」の同時流行が大流行の原因で、ピークは過ぎた傾向にはあるようですが、油断大敵です。
特に年齢別では5~9歳が最多ということで、保育所、幼稚園、小学校などでは休校も。
小さいお子さんや高齢者、疾患のある人は重症化する恐れもあります。
インフルエンザには「予防」が最大の攻撃。
そこで今回は、インフルエンザを予防するための正しいマスクの付け方や手の洗い方をおさらい。
また、感染拡大を防ぐための咳エチケットもご紹介します。
参考
国立感染症研究所感染症疫学センター インフルエンザ流行レベルマップ)
重要です!正しいマスクの付け方と手の洗い方!
マスクをつけるとき、口だけを覆っている人、よく見かけませんか?
鼻が覆われていなかったり、鼻やあごの部分に隙間があってはマスクをしている効果がありません。
鼻まで隠れるように確実に覆いましょう。
手からドアノブなど自宅や外出先でウイルスを付着させないためにも、石鹸に弱いウイルスを正しい方法でこまめに洗い流しましょう。
①爪は短く切っておき、時計や指輪もはずしましょう。
②流水で手をよく濡らし、石鹸をつけて、手のひらをこすり、洗います。
③手の甲をのばすようにこすりつけるように洗います。
④指先、爪の間も入念にこすり洗います。
⑤指の間も洗いましょう。
⑥親指と手のひらをねじり洗い。
⑦手首も忘れないで洗いましょう。
⑧洗い終わったら、流水でよく洗い流し、清潔なタオルで拭き取って乾かします。
ここで家庭で注意してほしいのが、タオルの使い回しです。
インフルエンザ感染や他の菌の感染の可能性もあり、不衛生なので、普段から家族でタオルの使い回しはやめておいたほうが良いでしょう。
参考
厚生労働省 インフルエンザ一問一答 みんなで知って、みんなで注意!
ちなみに、当ブログのスタッフはインフルエンザ予防のために、公共のトイレを使って手を洗ったあと、ドアを開ける時には、ハンカチやティッシュでドアノブを包んで回しているそう。
そこまで徹底しているおかげか、今のところインフルエンザにはかかっていないようです。
感染拡大を防ぐには他人にうつさないこと!
流行中のインフルエンザの感染拡大を防ぐためにも「人にうつさない事」はとても大切です。
厚生労働省では「咳エチケット」をキーワードとして普及啓発活動を行っています。
インフルエンザがうつる原因は飛沫感染と接触感染です。
感染予防の効果的な方法は、マスクを着用し、人の多い場所では咳に注意すること。
これって、家庭の中でも同じですよね。
①咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
②マスクを持っていない時は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえて飛ばないようにしましょう。
③鼻汁・痰などを含んだティッシュや使用済みのマスクはゴミ箱にすぐ捨てて、咳やくしゃみを受け止めた手はすぐに洗いましょう。
④くしゃみや咳の飛沫は、1~2メートなので、くしゃみや咳が出る時は、他の人から顔をそむけ、1m以上離れて人にかけないように。
今シーズンのインフルエンザは2種類が流行っているということで、2回かかる人もいるそう。
バランスのとれた食事や水分補給、充分な睡眠など普段の生活で免疫力アップをはかり、ここでご紹介したインフルエンザ対策を心がけてくださいね。