石鹸でシャンプー

固形石鹸で食器を洗う方法に続く第2弾「シャンプー編」をご紹介します。
最初に注意事項として、一般の合成シャンプーから固形石鹸に切り替える際には、髪がギシギシときしみ、泡立ちも悪かったりします。また、カラーリングの色落ちやパーマが取れるのが早くなる場合もあります。

これは、弱アルカリ性の石鹸の成分がキューティクルに影響しているから。また、それまで使っていたシャンプー、コンディショナー、リンスの成分が残っているのも一因です。

でも、今回ご紹介する弱酸性の酢リンスを使えばきしみはとれてサラサラに。
固形石鹸の愛用者の口コミでは「石鹸シャンプーと酢リンスを続けていると、きしみやごわつきもなくなり、泡立ちもよくなり、髪もツヤツヤになった」と言う意見も多いので、ぜひ試してみてくださいね。
※アレルギーなどで合わない場合はすぐに使用をやめてください。

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石鹸を使ったシャンプーのやりかた

洗髪前にブラッシング

①洗う前には丁寧にブラッシング

固形石鹸の泡立ちがよくなるために、洗う前のブラッシングでホコリを落とし、髪のもつれを改善しておきます。さらにお湯で髪、頭皮を充分に濡らします。

②頭皮をメインにマッサージするように洗う

一般の合成シャンプーでも固形石鹸でも同じです。皮脂分泌で汚れが溜まっている頭皮を中心に洗いましょう。固形石鹸を髪に優しくすりつけるように泡立てて、頭皮は指の腹でマッサージする感覚で洗います。髪の毛もたっぷりの泡で洗いましょう。泡が少ないと洗えてないので、お湯ですすいでは泡立てを繰り返してみてくださいね。

③ぬるま湯でしっかりすすぐ

石鹸カスが残らないように、すすぎは繰り返してもいいぐらいしっかり! 先にも書きましたが、固形石鹸で弱アルカリ性になった髪がきしんだりごわついたりすると思います。一度は試してみるけど、髪のきしみで挫折し、もうやらない人が多いと思いますが、次に紹介する弱酸性の酢リンスで中和させましょう。

④弱酸性の酢リンスで中和する

弱アルカリ性になっている髪を弱酸性のリンスで中和させます。酢・レモン汁を使った酢リンスを使ってみましょう。酢リンスを頭皮と髪全体にマッサージするようによくつけます。3分ぐらいが目安で、長時間つける必要ありません。
洗面器に頭を突っ込むのは姿勢が苦しいので、スポンジに染み込ませて使うと上手くいきますよ。最後にお湯でよくすすいで終了です。

エコでコスパのいい酢リンスの作り方

レモンで酢リンス

毎回、使い切りで作りますが、洗面器のお湯に酢を入れるだけなので簡単です。
・洗面器一杯のお湯
・60ccぐらいの酢(レモンのしぼり汁・りんご酢・穀物酢など)
※30ccは大さじ4杯、盃2杯ぐらいが目安。

髪が乾いてから、酢の匂いが気になる人はクエン酸で作るレシピやエッセンシャルオイルとグリセリンを使うレシピなどもネット上で紹介されています。
エコでコスパな固形石鹸&酢リンスでツヤツヤヘアーを目指しましょう!