バーベキュー

アウトドアシーズンを迎え、海や山でのBBQを楽しむ人が増えてきます。年に何回もやる大好きな人ならBBQ用品をセットで揃えたりもするでしょうが、年に1~2回しからやらない人にとっては、高額だし、置き場所にも困りますよね。
そこで、節約PADチームが総力をかけて100円グッズや家にあるものでBBQコンロを作れないかを考えてみました。さあ、レッツチャレンジ!

ステンレストレーとスタンド付きの網でコンロをつくる

バーベキューで焼きマシュマロ

写真のように焼きマシュマロを作るなら網は要りませんが、お肉や野菜を焼く一般的なBBQの場合は、焼き網が必要です。そして、練炭を載せるトレーも要りますね。

100円ショップにはステンレストレーが各種揃っていますし、焼き網も円形、正方形、長方形のスタンド付きが売っています。
一番簡単なのは、ステンレストレーに練炭をのせて、スタンド付きの網で食材を焼く方法。しめて全部で216円(税込)です。

他にも100円ショップにはBBQに使えそうなグッズが揃っています。
着火剤、割り箸、ゴミ袋、軍手、紙コップ、紙皿、トング、風が吹いても消えにくいライターなど。
お店によりますが、この季節、アウトドア用品のコーナーが設置されているのですぐに欲しいものが見つかるはずです。
BBQ用の木炭はスーパーで3kgで400円ぐらいで販売されていますので、食材は別として、一式1,000円もあれば揃いそうですね。

コンロを置く台はプランターを代用

300円コンロ

自作コンロは、土や草の上に直に置くわけにはいかないので、なにか台になるようなものが必要です。
そこで浮かんだのが、自宅で使っているプランタースタンド。これをひっくり返して、木炭用に穴あきトレー付き焼き網を乗せて、一番上に少し大きめの焼き網を乗せれば、BBQコンロができるのでは?と思いつきました。
プランタースタンドも100円グッズで揃えることができるので、全部買ったとしても324円(税込)で可愛いらしいミニBBQコンロセットが出来上がります!

ただし、プランターの途中に木炭を載せるトレー付き網を置くのは不安定。トレーとプランターを針金か何かで補強した方が安全です。
また、プランターはひっくり返しているので、逆三角形で上部の方が大きいですし、全体的に軽い素材ばかり。使用中に動いたり、転倒すると大変危険なので、石で重しをするか、ホームセンターなどで売っている耐熱レンガ(1個50円ぐらい~)で、プランターの足元を固定させると安心です。
いくら安くできるからといっても、火を使うので、安全面は一番大事です!
※プランタースタンドの耐熱については必ず確認を。

燻製用コンロも考えてみました!

燻製

まず、深めの鍋を用意します。なければ深めのおかきが入っていた缶などでもOK。つぎに、缶の底にアルミホイルを敷き、チップを載せます。
チップはコーヒーの粉、緑茶、紅茶、ほうじ茶などのお茶っ葉で。ローズマリー、タイムなどのハーブを一緒にのせても、また違った香りを楽しめるかもしれません。
その上に100円グッズのケーキ用のふるい網をひっくり返して置き、網の上にチーズやゆで玉子などを置いて、アルミホイルやフタで煙が逃げないようにして燻製にします。

チップには、拾った木の枝なんかも利用できますよ。桜の小枝は乾燥させておけばOK。太いウメの枝などは、外皮を剥がしてしまい、その枝を小さくして乾燥させておけば使えます。どんな香りになるかは、お楽しみ。

BBQや燻製は、ちゃんと許可された場所で行いましょう。
ゴミや道具の片付けはもちろんのこと、近くに消化用の水を置くなどして、火の取り扱いには細心の注意を払ってくださいね。
日射病・熱射病対策に日焼け・虫刺されの予防、水分の補給なども忘れずに。

ネットには、より本格的な自作のBBQコンロや燻製コンロの作り方がたくさんアップされているので、DIYに自信のある人は、ぜひチャレンジしてみてください。
太陽光クッキングと同様にライフラインが使えない時などのサバイバル術の一つとして、知っておいて損はないですよ。

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